パンデミックとは何か?新型肺炎コロナウィルスが日本で人から人へ感染!

中国の武漢から原因不明の肺炎患者が確認されたのが、2019年12月8日

そしてこの肺炎が新型コロナウィルスによるものだと判明したのが2020年1月9日のことでした。約1ヶ月が経ってからのこの発表は、中国でのコロナウィルス患者の蔓延、そして世界へ広がる原因となってしまいました。

日本でも毎日のようにコロナウィルスに新たに感染した人がいるというニュース流れ、マスクは売り切れ状態が続き、混乱が始まっているように思います。新型肺炎はどのように感染していくのでしょうか?そして、こうした病気が世界的に流行すると聞かれるパンデミックとは一体何なのか、説明していきます。

新型肺炎コロナウィルスは人から人へ感染する

新型肺炎コロナウィルスは、いまだ何が感染源なのかが分かっていません。ただ武漢の市場関係者から最初の感染者が出たことや、武漢の市場では生け捕りにされた動物たちが売買されていることから、それらの動物たちが保有していたウィルスがヒトに感染したものと思われています。

2003年に大流行したSARSは、コウモリが感染源だと言われています。コウモリの持つウイルスが、フンや唾液を介して他の動物に感染していき、その動物からヒトが感染していったのです。

動物からヒトへ感染したウィルスは、感染を繰り返していくうちに変異していきます。そして、ヒトからヒトへの感染へとつながっていくと、ウィルスは世界中であっという間に広がっていくことになります。

日本でも、先日ヒトからヒトへの感染があったことが判明しました。武漢へ行ったことのないバスの運転手さんとバスガイドさんが新型肺炎コロナウィルスに感染したのです。中国ではヒトからヒトへの感染は認められていましたが、日本ではこの症例が初めてでした。

彼らは武漢から来た人たちのツアーの担当をしていて、数日間、中国人ツアーを担当し、同じバスで移動をしていたのです。おそらくその間に感染したものと思われ、彼らはツアー客から感染したということになります。

さらには、運転手さんとバスガイドさんの感染には時間差があるため、バスガイドさんはツアー客からの感染なのか、運転手さんからの感染なのか、どちらかだと推測されています。武漢に滞在歴がない人同士の感染がおこったとなると、彼らの近くにいた人も感染の疑いがあり、また日本全体に多くの不安が押し寄せてくることになります。

パンデミックとは?日本でパンデミックは大丈夫?

現在流行している新型肺炎コロナウィルスやSARSは中国、そして世界で流行しています。このような世界的な流行のことを「パンデミック」と言います。特定の地域や人々のみの場合は「エンデミック」、特定のコミュニティの中で特定の時期に流行した場合が「エピデミック」、そして、範囲が国や世界に広がると「パンデミック」となります。

今の時代、仕事や旅行などで毎日多くの人が国内、そして世界を移動しています。少し咳が出ている、微熱がある程度では、予定を変更することはあまりありません。知らない間に感染している本人も、強力なウィルスを持っている自覚症状のないまま、移動を続けてしまうのです。

ですから、今はどこの地域からの発生であってもパンデミックは簡単に起こってしまうと言われています。事実、新型肺炎コロナウィルスは、中国全土で広がっていますし、コロナウィルスの感染者は毎日のように世界中で確認されています。

SARSも最初は、体調の悪い人が入院し、その病院内の医師や看護師が次々とSARSに感染していきました。その中の一人が、他の地域に旅行し、ホテル内で他の国の人に感染を広げていったものと思われています。

新型肺炎コロナウィルスの予防法は?

新型肺炎コロナウィルスの予防法ですが、まだすべてが解明されていないとはいえ、インフルエンザの予防法と同じような対処法で良いのではないかと言われています。つまり、今の段階では「飛沫感染」と「接触感染」が感染理由とされています。

「飛沫感染」は感染者が咳やくしゃみをすることで、周りの人の鼻や口内、眼の粘膜にウィルスが付着して感染するので、マスクは有効な予防法と言えます。マスクをすることでウィルスが入るのをゼロにすることはできませんが、ある程度の予防にはなります。

また「接触感染」は、感染者本人との接触や、感染者がウィルスのついた手で触ったドアノブやつり革などを周りの人が触り、その手で眼や鼻を触って感染するというものです。これには、こまめな手洗いと消毒が有効です。

潜伏期間が最大2週間程度と言われているので、今現在、新型肺炎コロナウィルスに感染している人の確かな数は分かりませんが、できるだけ感染者を増やさないためには、一人一人の心がけが重要になってきます。

毎年1月~3月はインフルエンザも流行しますし、インフルエンザも含め、風邪予防にはやはりマスクと手洗いが重要と言われています。普段の風邪対策より、もう少し念入りな対応をすることを心がけ、ウィルスに負けないように気を付けたいですね。

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