
「パプリ~カ 花が咲いたら~♪」
そんな歌が聞こえると、日本中の子どもたちの体が勝手に動き出してしまう曲『パプリカ』。
今年は、どこの運動会でも一回は流れていたような気がします。
個性的な服装の5人の子どもたちが笑顔で元気よく歌い踊る姿が印象的ですよね。
その5人組がFoorin(フーリン)なのですが、その意味は意外と知られていない気がします。
そもそも何か意味はあるのでしょうか?
そして年齢の違う男女5人はどうやって選定されたのでしょうか?
Foorin(フーリン)の意味とは?
Foorin(フーリン)が今若者の間で絶大な支持を得ている
米津玄師さんがプロデュースしているグループであることは
多くの人が知っていることと思います。
そもそもは、NHKが米津さんに
「2020年とその先の未来に向かって頑張っている
全ての人を応援するプロジェクト」として開始した
「〈NHK〉2020応援ソングプロジェクト」
への参加を依頼したことから始まりました。
米津さんが作詞・作曲・プロデュースをして製作、
2018年7月24日にNHKの特番
『内村五輪宣言! 〜TOKYO 2020開幕 2年前スペシャル〜』
において『パプリカ』は初披露されました。
その後、2018年8月~9月にNHKの『みんなのうた』で放送されたこと、
米津さんがプロデュースとしていることなどから、どんどん人気が高まっていくことになります。(米津さんがカバーした『パプリカ』も話題になっていました)
そのプロデュース過程の中で、
米津さんはこの5人のグループ名を決して大げさなものではなく、日常生活の中にある小さなものから決めたいと思っていたそうです。
そんな時、歌い踊る5人の姿を『風鈴』に例え、Foorin(フーリン)と名付けた、とのこと。
Foorin(フーリン)と英語になるだけで『風鈴』とはまったく違うイメージとなっていて、このことを聞くまで『風鈴』が思い浮かんだことはなかったのですが、『風鈴』から来ているんだと思うと今までとは違った感覚で彼らの歌を聞くことができそうです。
『パプリカ』という曲名も、特に特別な意味があるわけではなく、語感やこの言葉のイメージから決められたそうです。
理論的に説明できないようなものから音楽が生まれるという米津さんの思いがここにあふれています。
Foorin(フーリン)のメンバーはどうやって決まったの?
さて、Foorin(フーリン)のメンバーは5人ですが、
一体どのようにして選ばれたのでしょうか?
まずメンバー5人を紹介したいと思います。
まず、メインボーカルは、
ひゅうが(吉田日向)と、
もえの(住田萌乃)
そしてダンス・コーラスは
たける(楢原嵩琉)
りりこ(池下リリコ)
ちせ(新津ちせ)の3人です。
曲が始まるときの前の二人がメインボーカルということですね!
5人が選ばれた当時は、全員が小学生でした。
米津さんは子供たちが歌って踊れる応援ソングという
テーマで製作をしていたものの、
オーディションを開催した段階では小学生から
18歳までを集めていたように、
小学生だけで構成するという考えはありませんでした。
ただオーディションをしていくうちに、
中学生や高校生はカラオケ風だったり、
身振り手振りが大きかったりとイメージに合わず、
まだ、形が決まっていない小さい子どもの方が魅力的に映ったそうです。
その中でも、
ひゅうが(吉田日向)と、もえの(住田萌乃)の正反対とも言える声質を持った二人に興味を持ち、メンバーとして選出しました。
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ちょっとハスキー気味のひゅうがの声と透き通るようなもえのの声を合わせると面白いと思ったのでしょうね。
そのあとは、5人くらいのチームが相互作用を起こしていく様子をイメージしながら、
たける(楢原嵩琉)
りりこ(池下リリコ)
ちせ(新津ちせ)を選出していきました。
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全員が子役として事務所に所属しており、
それぞれドラマやCMなどに出演経験もあるタレントさんたちです。
今の子役さんたちはしっかり教育を受けているので、
そんな5人が集まったことですごい力を発揮するのも納得です。
Foorin(フーリン)の今後の予定は?
紅組初出場!【Foorin】
記者会見後のメッセージです。#NHK紅白 #NHK2020 #Foorin https://t.co/T7VyL1ZpDP pic.twitter.com/TB4nYjnQT8
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) November 15, 2019
Foorinの『パプリカ』は昨年2018年に放送されたにもかかわらず、2019年も人気が衰えることはありませんでした。
今年の年末年始の音楽番組にもひっぱりだこです。
昨年は企画コーナー「夢のキッズショー」に出演した紅白歌合戦にも今年は特別枠の一歌手としての出演が決まっています。
「2020応援ソング」としてオリンピックイヤーの幕開けにふさわしいパフォーマンスになりそうです。
米津さんが過去の記憶を思い出しながら、子どもたちが自然の中を走り回っているような風景を描こうとして作ったFoorin 、そして『パプリカ』は5人それぞれが違うキャラクターをもっているからこそ、引き付けられるのかもしれません。
2020年応援ソングプロジェクトのためのユニットなので、この先も5人がずっとFoorinとして活動していくということではないと思いますが、彼らの明るい笑顔と元気のいい声で紅白歌合戦と東京オリンピックがより一層盛り上がるといいなと思います!