
回を重ねるごとに謎が深くなっていき、話題沸騰中の『テセウスの船』ですが、とうとう第8話となりました。佐野文吾(鈴木亮平)にかかっている無実の罪を晴らし、そして文吾の冤罪によって失われた家族の絆を取り戻すために、運命に立ち向かう田村心(竹内涼真)。
みきお(柴崎楓雅)が犯人であることが分かったものの、それですべてが解決するわけではありません。文吾が殺人犯に仕立て上げられる音臼小事件を防がなければならないのです。
心と文吾vsみきおの攻防が描かれた第8話でしたね。
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『テセウスの船』第8話のネタバレ
音臼小事件が起こった、お楽しみ会当日。
心と文吾は、みきおが毒を入れるのを阻止して事件を防ごうと監視し続けます。ですが、それを翻弄するかのように、みきおは怪しい行動を取るのでした。
そして子どもが食事を取ろうとしたその時、文吾を犯人にしたくない心は、自らが一口目を食べるのです!!でもその食事に毒は入っておらず、音臼小での毒物混入事件は防がれ、子どもたちは元気に帰っていきました。なんとなく納得のいかない心と文吾。
その時、山道でドアが開けられたままの車が放置されているという連絡が文吾に入ります。2人が見に行ってみると、そこには佐野和子(榮倉奈々)と子供達が乗っていた車が残されていたのです。
そして車に残されていたのは、犯人が描いたと思われる絵。その絵には文吾への強い殺意が込められていました。必死に行方不明になった3人を探していると、文吾の元に連絡が入ります。3人が見つかったと。
見つけたのは、みきお、そして3人が目隠しをして監禁されていたのは、お楽しみ会を行っていた音臼小だったのでした。みきおをずっと監視していた心と文吾は、みきおに共犯者がいると気づきます。そしてそれは、あの時学校にいた誰かだろう、と。
犯人の狙いが自分であると知った文吾は、警察に「みきおが犯人である」と訴えますが、子どもであること、また和子たちを発見したこともあり、まったく取り合ってもらえません。そして派出所に戻った文吾の元に、みきおから電話が入ります。ある場所に1人で来てほしい、と。
家に戻った心が文吾を追いかけキャンプ場に着くと、文吾の車の中にはなんと、みきおが横たわっていました・・・。
『テセウスの船』第8話のロケ地情報!
第8話の最後に文吾が呼び出されて向かったのが、仙南キャンプ場でした。
仙南キャンプ場のロケ地
ロケ地は栃木県佐野市秋山町721にある「あきやま学寮」です。
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ここには、みきおと文吾、そしてみきおの共犯者がいました。みきおと話している文吾をスタンガンで気絶させた犯人は、みきおまで気絶させてしまうのです。
なぜ事件を起こすのか尋ねる文吾にみきおは「鈴(白鳥玉季)のためだ」というのですが、この辺りはどうやら原作と同じですね。原作にはない、その気持ちを利用した真犯人はまだ不明なまま・・・。
新しい事件現場となった仙南キャンプ場は第9話にも登場しそうですね!
仙南警察署のロケ地
文吾が「みきおが犯人だ」と訴えに行った仙南警察署は
茨城県笠間市旭町654にある筑波海軍航空隊記念館です。
犯人に殺害されたであろう、金丸(ユースケ・サンタマリア)もここで勤務していましたね。
今日 #テセウスの船 のロケ地に行ってきた、たぶんここにせやさんは来てないけど…(笑) 今日の話にも出てくるみたいで楽しみ~ pic.twitter.com/x7EJ8OIN0K
— シュリーレン現象 (@Schliere_Gensho) March 8, 2020
来週からは、県警の監察官として馬淵(小籔千豊)が登場、みきおへの殺人未遂容疑で文吾を追うようです。
『テセウスの船』第9話のあらすじ
心が仙南キャンプ場に着くと、みきおが意識不明で倒れており、文吾はどこにもいませんでした。当然、真犯人だと思われる人物もいません。
その状況から、文吾はみきおへの殺人未遂容疑がかけられてしまうのです。音臼小事件を防いだのに新しい事件が起こり、やはり文吾に殺人犯の罪が着せられてしまったのでした。そして心の元に、文吾への強い恨みの原点が書かれてるメッセージが届くのでした。
真犯人は誰なのか?そこまでして文吾を殺人犯にしたい理由は一体何だったのか?第9話で明らかになるのでしょうか・・・。
テセウスの船 第8話の感想・犯人は誰?
原作とは違う展開に、ネット上で犯人は誰なのか?
と盛り上がっています。そして予告で心は1977年の音臼村祭のチラシを見つけて、文吾が表彰されている写真も少し写りました。さらに第8話中に村人の田中正志(せいや/霜降り明星)と徳本卓也(今野浩喜)が「あんなことがなければ・・・」と話していたのも気になるところです。
音臼小事件が起こるはずだった、心がいる時代は平成元年の1989年です。その12年前の1977年の音臼村祭では一体何があったのでしょうか。
ネット上では現代の加藤みきおが黒幕ではないかという説が強いようですが、1977年にはみきお自身、生まれていません。つまり、文吾に恨みを抱く理由が見つからないのです。となると、村人が全員怪しく思えてきてしまいますが・・・真実は一体どこにあるのか目が離せませんね。