【実話映画】チアダンのキャストとモデルになった福井商業高校JETSとは?

福井商業高校「JETS」をモデルにした実話映画「チアダン」

2017年に公開された映画「チアダン」は、福井商業高校「JETS」の創部から全米大会優勝までの軌跡を物語にした実話です。

映画では、広瀬すずさんを始め、中条あやみさん・真剣佑さん・健太郎さんなど今もっとも旬な若手俳優たちに加えて、天海祐希さんなど豪華メンバーが揃い、話題になりました。

また、映画の「JETS」には、なんと実話JETSのOG2人の名前も。

さらに、主題歌を歌う大原櫻子さんも、実はちょっとだけ出演してるそうです。

今回は、そんな映画出演キャストと、モデルになった福井商業高校「JETS」など、映画「チアダン」についてご紹介します!

映画「チアダン」のあらすじ

映画「チアダン」は広瀬すずさん演じる天真爛漫な高校生友永ひかりが、個性豊かな仲間たちと一緒にチアダンス全米優勝を目指していく実話をもとにした物語です。福井商業高校のチアダンス部「JETS」をモデルに描かれた実話は映画だけに留まらず、ノンフィクション単行本、映画ノベライズ版や映画コミカライズ版、さらにはドラマ化まで実現しています。

ちなみにチアダンスとは、ポンダンス・ジャズ・ヒップホップ・ラインダンス4つの踊りを組み合わせ、2分30秒の競技です。

映画「チアダン」キャストを一挙紹介

■チアダンス部メンバー

・友永ひかり(広瀬すず)
天真爛漫な性格。笑顔だけが取り柄のチアダンス素人。孝介のことが好き。

・部長:玉置彩乃(中條あやみ)
知性・美貌・ダンス、全てを兼ね備える優等生。

・紀藤唯(山崎紘菜)
ヒップホップが得意なストリートダンサー。笑顔が苦手で他人に心を開かない。

・東多恵子(富田望生)
見た目を裏切るキレキレな動きだが、内気な性格で人前が苦手。家庭環境が複雑。

・永井あゆみ(福原遥)
ブリブリのアイドルダンスを踊るヲタク系不思議少女。お調子者な性格だがやる気は人一倍ある。

・村上麗華(柳ゆり菜)
バレエが得意なお嬢様。ダンスのレベレが低いメンバーに厳しくあたる。

・新戦力の後輩:絵里(南野彩希)

※なんと福井商業高校のOGがチアダンメンバーとして出演していました!
・酒井麗奈:JETSのOG 2013年春に高校卒業
・藤井利帆:JETSのOG 2014年春に高校卒業

■鬼先生とコーチ

・チアダンス顧問の鬼教師:早乙女薫子(天海祐希)
地獄先生の異名を持つ。その厳しさは、愛と情熱の裏返し?

・東京から来たコーチ:大野(陽月華)

■ひかりの同級生

・山下孝介(真剣佑)
サッカー部所属。ひかりの憧れ。果たして恋の行方は・・

・矢代浩(健太郎)
彩乃のことが好き。あきらめない性格。大きな夢を抱いているらしい?

■ほか
・ひかりの父(TKO木下隆行)
・多恵子の母(安藤玉恵)

・教頭先生(緋田康人)
・校長先生(きたろう)

とくにチアダンス顧問の鬼教師・早乙女薫子役を演じた天海祐希さんは、ハマり役だと評判でしたね!

チアダン実話のモデルになった福井商業高校「JETS」とは

福井商業高校「JETS」

そもそもチーム名の由来は「ジェット噴射」の勢いで急激に成長するという意味で名付けられました。その名の通り、2006年に創部してわずか3年の2009年にアメリカ、フロリダ州オーランドで開催された「全米チアダンス選手権大会」で見事、優勝を果たします。

2009年の全米初制覇以来、世界屈指の強豪校に成長!

福井商業高校「JETS」をたった3年に全米制覇に導いたのが、顧問の五十嵐裕子先生。

五十嵐先生はなにも初めから指導者として成功を収めてきたわけではありませんでした。周りの生徒に絶大な影響力を与えて、やる気のに生徒に火をつける、そんな先生を目指していたそうですが初めは空回りしていました。

福井商業高校赴任前は坂井農業高校で剣道やバレーボールの顧問を歴任してきましたが生徒たちからの人気はありませんでした。

そんな時に目にしたのが神奈川県厚木高校のダンスドリル部「IMPHISH」の全米チアダンス大会優勝ビデオです。

映画「チアダン」でも様々なジャンルのダンスのスペシャリストがいましたが、五十嵐先生もまさにこの多種多様なダンスを組み合わせて踊るチアダンスの特徴に魅せられました。

福井商業高校に赴任することになって心機一転、チアダンス部を作ることを決心します。

もともと福井商業高校には50年という長年の歴史があったバトン部が存在していましたが、五十嵐先生は周囲の反対を押し切って3年の年月をかけ、バトン部をチアダンス部に変革していくのでした。

映画「チアダン」でも広瀬すずさん演じる友永ひかりが前髪禁止、ネイル禁止を強制されて不貞腐れてるシーンがありましたが、実際の「JETS」でもおでこを見せなくてはいけなかったり、爪をいじるのが禁止されたり、映画「チアダン」のように恋愛禁止というアイドルを彷彿させるようなルールも課せられていました。

あまりの厳しい環境に退部していく生徒も続出しました。

初代「JETS」に関しては当初18人いたメンバーも9人にまで半減したとのこと。五十嵐先生にとっても苦悩の連続、でもそれを救ったのも生徒たちでした。

実際のモデルとなった高校は福井商業高校ですが、ひかりが通う高校は福井中央高校と若干名前が変わっています。

映画「チアダン」主題歌は主演・広瀬すずとも仲良しの大原櫻子

 

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TGM 最高に楽しかった!! そしてありがとう、すず!あやみちゃん!

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主題歌を歌うのは、10代に絶大な人気を誇る大原櫻子さんです。

春時代の大切な時間を歌った楽曲が、映画の感動をさらに盛り上げます。

映画主題歌となった「ひらり」は桜や卒業をイメージさせるバラード曲。ただ、当初の映画サイドのオファー内容は「チアダンスにぴったりの元気なポップス」だったそう。

大原櫻子さんと広瀬すずさんは、「第93回全国高校サッカー選手権大会」の仕事で出会って以来、親交があり、今や大親友の間柄です。

親友の主演映画の主題歌を担当させていただけることが、何よりもうれしくて!決まったと聞いたときは「本当に!?」という驚きでいっぱいでした」と大原さんは語っています。

もともと週に何度も連絡を取り合う仲だったが、レコーディング前に、本作のヒロイン・ひかりの心情を反映するため、大原さんが直接広瀬さんに電話したというエピソードも。

広瀬さんは海外の映画祭に参加中で、海を越えてイメージのやり取りをすることに。

このときの広瀬さんの言葉からインスピレーションを得て楽曲が完成したそうですよ。

福井商業高校「JETS」をモデルにした実話映画「チアダン」

今回は、映画「チアダン」の映画出演キャストと、モデルになった福井商業高校「JETS」などについてご紹介してきました。
1人の教師の情熱と、夢に向かってひたむきに頑張る女子高生たちが起こした、奇跡のような実話!「チアダン」は、時にはぶつかり合いながら、夢に向かってともに成長していく青春ミラクルストーリーです。まだ見たことのない方も、ぜひ一度みてほしい、元気の出る映画です!

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