野ブタ。をプロデュース 最終回のネタバレあらすじ!原作との違いは?

再放送で大人気の『野ブタ。をプロデュース』には若かりし頃の亀梨和也、山下智久、堀北真希、戸田恵梨香が出ていることも話題ですし、ドラマの内容にもハマっている人も多いです。

「野ブタパワー注入!」というフレーズとジェスチャーも人気ですよね!

今回は『野ブタ。をプロデュース』最終回のネタバレをしようと思います。

実は原作とはまったく違っているんですよ!

『野ブタ。をプロデュース』の最終回のあらすじをネタバレ

修二(亀梨和也)は父親の仕事の都合で引っ越すことになってしまいます。でも、そのことをなかなか彰(山下智久)や信子(堀北真希)に言うことができません。3人で過ごしている時間が心地よく、何度も言おうとするものの言えない時間が続きます。

信子は最初の頃からイメージはまったく変わり、逆に人気者になって、サインを求められるほど。そして、とうとう転校することを伝えた修二のことを、信子は「本当に寂しいのは私たちじゃなくて修二の方」だと言います。

修二は修二で父親から「1人で残ってもいい」と言われますが、弟、浩二(中島裕翔)が不安で泣いている様子を見て、一緒に転校することを決意します。

そして信子は自分をいじめていた張本人、かすみともしっかり向き合うことができました。(まだ小学生だった中島裕翔が見れるのもこのドラマの見どころですよね!)

彰や信子と時間を過ごすことで人を好きになる気持ちや、人を大事にする気持ちを知った修二は、本音が言えないまま付き合っていたまり子(戸田恵梨香)にも自分の気持ちを伝え、転校する前にしっかりと別れることができました。

それぞれが成長することができた3人。

そして引っ越し当日、修二を見送るためにマンションにクラスメイトがやってきてくれました。もちろん、彰も信子も、信子をいじめていたかすみも・・。「本当にありがとね」と心から言う修二。

みんなに見送られながら『野ブタ注入』と心の中でつぶやいていました・・・。

人生を楽しんでいこうと気持ち新たに転校初日を迎えた修二、挨拶して頭を上げた修二はそこに彰がいることに驚きます。なんと、彰はその前日に転校してきて、実は校庭にヘリコプターで到着、修二より先にみんなの注目を浴びていたのです。

2人のいなくなった学校で信子は、まり子と空を見て自然に笑えていることを喜びます。

信子は修二と彰は2人で1つだと言い、彰を修二のもとに送りだしたのでした。信子にとっては彰と同じくらい修二も大事で、彰にとっても修二が必要な存在だったのでしょう。

そのころ、海岸沿いで「俺たちはどこでも生きていける」と言う修二と彰。3人はそれぞれの場所で空を見上げるのでした・・・。

『野ブタ。をプロデュース』ドラマと原作小説との違いを紹介!

『野ブタ。をプロデュース』は白岩玄さんが書いた小説が原作となっています。

ですが、実はドラマと原作とはかなり内容が違っているんです。

そもそも原作では信子は信太という男の子の設定。

太っていてダサくてキモイ

いわゆるいじめられっ子の男の子を修二がプロデュースします。

原作は修二と信太との話で、彰という存在もいません。

原作では信太には彼女ができて、クラスの人気者になる一方、修二は友達から見放されてしまうのです。

そして新しい場所に行き、完ぺきな自分になるためにイチから修二を作り上げると誓うのが小説『野ブタ。をプロデュース』のラストシーンです。

ドラマを見てから、小説を読んだ方は、まず野ブタが男の子であることに驚き、ラストシーンがまったく違うことに戸惑いを覚えますが、小説だからこそ奥深い部分があり、ドラマ同様ハマる方も多いです。

興味がある方は小説も読んでみて下さいね!

『野ブタ。をプロデュース』の最終回、現代にぴったりな修二の言葉

「俺が思うにこの世はゲームだ。
充分に楽しむ事が出来たら勝ち。楽しめなかったら負けだ。
じゃなきゃ、やってらんない事ばっかりだ」

ラストシーンで修二がこう呟くシーン、今のこの時代や状況にもぴったりですね。

生まれた環境は違っても、それをどう楽しんで生きていくかは本人次第。そう思えたら、もし今つまらない人生を送っている人でも徐々に前向きになっていけるのではないかと思います。

ドラマのように、周りの人との出会いによって自分を変えて、素の自分を出して生きていくのも大事ですし、小説のように自分に仮面をつけることで上手に生きていこうとするのも間違いではない気がします。

設定もエンディングもまったく違うドラマと小説ですが、最終的にどちらの自分を選ぶかも自分次第、こうやって生きていってもいいんだと思えるのはもしかしたら小説の方かもしれませんね。

小説に興味を持った方も、ドラマとはまったく違うので・・・ドラマを見終わってから小説を読むことをお勧めしますよ!

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