紅白司会者で歴代で最多の方は誰?大泉洋は2022年で3回目の選出

2023年のNHK紅白歌合戦の司会者は有吉弘行さん、橋本環奈さん、浜辺美波さん、高瀬耕造アナウンサーと旧ジャニーズ所属タレントは選ばれていません。

2022年までと違い旧ジャニーズ所属タレントの出場は見送られました。

2023年の司会は有吉弘行さんが抜擢!

橋本環奈さんは2022年に引き続き、2年連続の司会で、他の3名は紅白の司会は初挑戦となります。

内村光良さん、大泉洋さんと最近の紅白歌合戦の司会は数年続けて務める事が多いので、有吉弘行さんは2023年の評判次第ではあると思いますが、来年以降も司会を任される可能性は非常に高いのではないでしょうか。

個人的には有吉弘行さんが出場歌手の方や司会の方とどんなコラボをしてくるのかに期待しています。

大泉洋は2022年で紅白司会を3回・2023年紅白は歌手として初出場!

大泉洋さんは紅白の司会は2022年までで3回務められたという事で、番組や視聴者から絶大な信頼を得ている証ですね。

大泉洋 2023年は歌手とし紅白初出場

2022年まで3年連続で司会を務めた俳優の大泉洋さんは、2023年は歌手としてNHK紅白歌合戦に初出場します。

2022年の紅白歌合戦では同じく司会だった橋本環奈さんと「星に願いを」でデュエットを舞台で歌っていましたが、2023年は正真正銘ソロ歌手としての出場になります。


実は大泉洋さん、10月に配信曲をリリースしたばかりの中での紅白抜擢だったので、記者から制作総括へ「(大泉洋さんは)歌手としての実績が乏しいがどこに期待しているのか」と質問され「司会として盛り上げてくれたので、歌手としてどういう形で紅白に力を与えてくれるか期待している」と応えていました。

大泉洋さんの新曲『あの空に立つ党のように』は10月31日配信でその2週間後に紅白出場が発表されたので、歌手としての実績というより2022年まで3年連続の司会ぶりをねぎらう狙いもあったと思います。

 

紅白司会に内村光良(ウッチャン)が評価される理由

絶大な信頼を得ている紅白の司会者と言えばウッチャンナンチャンの内村光良さんがおられます。

内村光良さんは2020年まで4年連続で紅白の司会を務めておられました。

2020年に紅白の司会をオファーされた際、内村光良さんはマンネリ化や後進に譲るべきでは?と考え辞退しようとしたそうですが、無観客開催となった為経験者に頼みたいNHK側の意向で引き受けられたようです。

 

NHKでの番組のキャラクターになってみたり、
アーティストと一緒に踊ってみたり、
毎年とても忙しそうにしているイメージですが、

4年連続で選ばれていた事には理由があるのでしょうか?

 

内村光良が評価される理由

ウッチャンが4年連続ということで、
これまでの紅白で一番多く司会をつとめた人は誰なのか、2010年からの歴代司会者についても調べてみました!

ウッチャンは『世界の果てまでイッテQ!』をはじめとして、
様々な司会をされています。

どの番組でも共演者の良さをうまく引き出すMCとして高評価を得ながらも、
自身もいろんなことに挑戦しています。

NHKでのバラエティ番組『LIFE!~人生に捧げるコント』にも出演、

NHKをこよなく愛しNHK勤続40年以上、

ゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクター
兼『LIFE!』のスーパーバイザー三津谷寛治というキャラクターが
登場したのもこの『LIFE!』からです。

ウッチャンはお笑いタレントでありながら、
映画監督や作家としての顔も持っているので、
周りの出演者を盛り上げることもできて、
自分自身が前に出て番組自体を盛り上げることもできるんです。

この2年間の総合司会では、

三津谷寛治に扮して紅白歌合戦の出演者を「NHKなんで」
という決め台詞でいじっていく場面も多く見られました。

また欅坂46と一緒に完璧に踊ったり、
安室奈美恵さんにとって最後の紅白となった
2017年の歌唱シーンでは『イッテQ!』で
その時日本にいなかったイモトアヤコさんにメッセージを送るなど、

どんな場面でもみんなを笑顔にするような優しい司会が印象に残っています。

欅坂46のダンス部分では、激しいダンスを踊りながらも
体調の悪そうな平手友梨奈さんに声をかけながら
踊っていた気遣いが話題になりました。

紅組白組の司会二人が若い分、昭和世代代表として
松任谷由実さんやサザンオールスターズの出番の時には
思い入れたっぷりに紹介してくれるので、

安心感があり年配の世代からも評判が良いのではないでしょうか?

紅白歴代一番多く司会をつとめた人とは?

内村光良さん(ウッチャン)が4年連続総合司会
ということで話題になりましたが、

これまでの長い歴史の中で一番多く
『紅白歌合戦』の司会をつとめた人は誰なのでしょうか?

調べてみると、1953(昭和28)年の第3回に
初めて白組の司会となった宮田輝アナウンサーが最多の15回でした。

彼は白組の司会を11回

紅組の司会を2回

総合司会を2回とすべての司会を行っているのです。

紅白両方の司会をつとめたのは、
宮田輝アナウンサーと中居正広さんのみ、

総合司会も含めたすべての司会を経験されたのは
宮田輝アナウンサーだけです。

安定感が抜群だったんでしょうね!

宮田アナウンサーの次に多かったのは、
高橋圭三アナウンサーと山川静夫アナウンサーの二人で11回です。

第3回から第33回までは彼ら3人が白組司会もしくは
総合司会をつとめており、紅白の歴史を作り上げてきました。

そのころまでは白組司会・総合司会は主にアナウンサーがつとめ、

紅組司会は森光子さんや美空ひばりさん、水前寺清子さんなど
歌手の方がつとめていました。

その後、白組司会もタレントがつとめるようになります。

男性芸能人として最多司会回数となったのは、中居正広さん。

先ほども少しお話しましたが、
白組司会を5回と紅組司会を1回行いました。
司会をつとめた6回すべてで歌手としても出場していて、
これは芸能人で最多となっています。

ちなみに今年2022年の司会をつとめる櫻井翔さんは
グループで5回、個人では2018年2019年に続き3回目となり、
大泉洋さんは3回目、橋本環奈さんは初司会となります。

紅白歴代司会者2010年~

開催年 紅組司会者 白組司会者
2023年 有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナ
2022年 大泉洋、橋本環奈、櫻井翔、桑子真帆アナ
2021年 大泉洋、川口春奈、和久田麻由子アナ
(2021年より司会は紅白統合)
2020年 二階堂ふみ 大泉洋
2019年 綾瀬はるか 櫻井翔
2018年 広瀬すず 櫻井翔
2017年 有村架純 二宮和也
2016年 有村架純 相葉雅紀
2015年 綾瀬はるか 井ノ原快彦
2014年 吉高由里子
2013年 綾瀬はるか
2012年 堀北真希
2011年 井上真央
2010年 松下奈緒

嵐は2010年から5年連続も司会を務められたのですね。

内村光良さんは総合司会という事で、この表から除外しています。

紅白の評価が良い司会者の理由とは!?

ウッチャンの紅白の司会が好評なのは、
様々なキャラクターに扮しているだけではありません。

総合司会として曲の紹介をしたり、
歌が終わった時の感想を述べるときなど、自分自身のこと、
これまでの共演時のこと、家族のことなどを添えて、
本当に自分の言葉で感想を言っているのが伝わるからだと思います。

台本はあるでしょうし、時間の制限もある中で
いかに自分なりにアーティストのことを思い浮かべ、
自分自身の言葉で伝えられるかが司会としての力量が
問われるところではないでしょうか。

そういった意味で考えると最近の紅白それぞれの司会者は
台本通りというイメージしかないのが残念です。

ただ、周りをいじっていても愛があり若い世代の
タレントさんのことをお父さんのように見守っている
内村光良(ウッチャン)ですが、

私としては『紅白歌合戦』のウッチャンは忙しすぎるんではないか?

と思っています。

総合司会として司会のフォローをしながらも、
ダンスをしたり三津谷寛治に扮したり、

司会の二人よりも走り回っているのではないかとみていて心配になるほどです。

司会者でありながらも、全力で視聴者を楽しませる姿勢が4年連続紅白司会大抜擢の理由なのかもしれせんね。

 

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