mssp

YouTubeのスパチャが今アツイというのはご存知でしょうか?

スパチャとはスーパーチャットの略のことで、簡単に言ってしまうとファンが投げ銭というネット上で配信者にお金を送る行為ができる機能です。

ユーチューバーは基本的には広告料で収入を得ているのですが、2017年1月からこのスパチャで収入を得ることができるようになりました。ここで目覚ましい活躍を見せているのがMSSPという4人組です。なんと先日、たった2日間でスパチャを使って1億円も稼ぎだしたというのです!

気になった方にスパチャと、そのMSSPについてお話します。

YouTubeのスーパーチャットとは何?仕組みは?

先ほども言いましたが、スーパーチャットとは投げ銭ができるシステムのことです。よく大道芸やストリートミュージシャンなど、なにかのパフォーマンスをしている人にお金を箱などに投げ入れる行為は見かけられますよね。

それが投げ銭のルーツです。

その街で行っていた行為をネット上でも可能になり、YouTubeでのそのシステムがスパチャです。YouTubeでは視聴者が実際の現金を1円単位で配信者に渡すことができます。

ちなみに、YouTubeでは1日の支払い最高額は50,000円と決まっていますので、際限なく支払ってしまうということは防げます。

つまり、YouTubeで広告収入を増やそうと思うと、登録者数を増やす必要がありますが、スパチャでコアなファンの心をつかみ、スパチャで現金という形で応援してもらうことで収入を得ることもできるのです。

投げ銭ができるのは生配信中のみ。

ファンが支払ったお金は一度YouTubeの運営に入り、そこから3割の手数料を引き、残りの7割が配信者に入るという仕組みです。

MSSPとはどんな人たち?

MSSPは「FB777」「KIKKUN-MK-II」「あろまほっと」「eoheoh」の4名によるゲーム実況配信者集団です。MSSPは『M.S.S Project』の略であり、『M.S.S Project』とは『Middle Second Sickness Project』の略、日本語では中二病プロジェクトという意味です。中二病という英訳がないので、それぞれの言葉を並べて英語にしたそうです。

まとまりがあるようで、チームワークはなく、足の引っ張り合いをしたりと、中二病全開のトークを繰り広げることも多々ありますが、全員三十路の社会人、4人組です。

最初は、専門学校からの友達だったFB777とKIKKUN-MK-IIがゲーム実況を行っていました。自分たちの音楽を知ってもらいたいという思いから始まったそうです。ただゲームのマルチプレイをするには2人では少なかったため、FB777の高校からの友人だった、あろまほっととeoheohを勧誘しました。

後から入った2人は喋らなくてOKということで加入したのですが、自然とみんなで実況するようになります。ニコニコ動画にアップされた動画がきっかけで人気に火が付き、テレビ番組にも出演するようになりました。

4人とも北海道出身、今では全員東京に住んで、YouTubeにも動画を投稿し続け、今ではインターネットに投稿した動画の総再生回数は5億回を超えています。

スパチャ1億円超えってどういうこと?

全国ツアーを行っていたMSSPは新型コロナウィルスの影響で2月27日から3月4日までの5つの公演を断念しました。その代わり、Zeppダイバーシティ東京で全国ツアーの最終公演は無観客で生配信ライブを行うことになったのです。

動画配信はこれまで行ってきていましたが、コンサートの生配信は初の試みでした。ファンはツアー中止による経済的損失を心配、彼らには応援コメントと共にスパチャが殺到し、ライブ当日までに6000万円を超えました。そして2時間のライブの後半には視聴者数が7万2000人を一時突破します。

この生配信で取り入れられたスパチャ、ライブ後に総集計したら1億円を超えていたというのですが、その集計も本人や所属事務所ではなく、ファンの有志が集計しているそうで、新しいネットの世界が広がっていることを感じます。

ライブ中のスパチャは、投げ銭するたびに画面の下に表示されるため、ライブ会場でのペンライト代わりとなりました。ペンライトを振る曲が始まると少額のスパチャが並び、観客席のようになったといいます。

ライブ終了時にはTwitterのトレンド1位が「MSSP無観客ライブ生配信」、9位に「スパチャ1億」、12位に「スパチャ8000万」と、MSSPのライブ配信に関連するワードが並びました。

スパチャは、ライブの新しい形になるか?

新型コロナウィルスという不測の事態から、せっかくだからライブをファンに届けようという思いで生まれたこのライブ生配信ですが、新しいライブの形が生まれたのではないでしょうか。

2月から3月にかけての多くのアーティストのライブが中止や延期という措置を取っています。

もちろん、ファンには本人に会いたいという気持ちはあるでしょうが、ライブ配信の方が画面越しであっても会場より近い距離で見ることができるというメリットもあります。

さらにライブに行く時間が取れない人にとっては無料で見られるのですから、遠方のファンにとっては嬉しいですよね!

新型コロナウィルスという未知のものがきっかけとなって、これからはスパチャを使った新しいライブ活動が増えてくるかもしれませんね!

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